東郷地区の概要
東郷地区は名前の通り、登米市南方町の東部に位置しています。本地区には皆さまに親しまれている登米市指定文化財の「大嶽山興福寺の観音堂」や洋風建築様式の「六角堂」があり、大嶽山の麓に東地区の核となっている東郷公民館があります。
平成27年9月1日現在の人口は2,666人で、世帯数831戸の8行政区で構成されています。東郷地区は登米市の商業集積地である迫町佐沼に接していることもあって、経済圏は南方より佐沼地区の圏域と近い関係にあると言えます。そのようなことから、近年はアパートが増えてきたことにより、特に北本郷地区に越してくる方や新たに家を建てる方が多く、世帯数と人口が増加しています。加えて震災被害に遭われた方の南方仮説住宅も当地区にあり、仕事や子供の学校関係など、環境に馴染まれた方は新たに東郷地区に住まいを移す方も多くなっています。
そのようなことから、これまで住んでいる方々と新たに住民となった方々との混在化した状況が増えてきており、地区コミュニティづくりや絆づくりが難しくなっています。
東郷地区コミュニティ推進協議会につて
東郷地区コミュニティ推進協議会は、事業計画や予算の運営を担当する「総務部」、たよりの発行や秋まつりを担当する「生涯学習部」、運動会や軽スポーツ大会を担当する「健康づくり部」、防災・防犯・交通安全の推進を担当する「安全・安心部」、一人暮らし老人支援事業やコミュニティ花壇管理・環境整備を担当する「環境美化部」の5つの部会で構成されています。
東郷公民館の主な事業は、老人対象事業の福寿大学、老人クラブ東郷支部事業、青少年対象事業の元気っ子クラブ、大嶽山キャンプ村、親子陶芸、英語・音楽教室、一般カルチャー教室事業を15教室行っています。どの事業も皆さん楽しみながら賑やかに、そしてコミュニケーションを図りながら実施しており、常々心の豊かさを求めています。
推進協議会の組織機構
沿革
- 昭和54年3月
- 東郷地区8行政区で東郷地区コミュニティ推進協議会を設立
- 昭和59年3月
- テニスコート、ゲートボールコートを備えた運動場が完成
- 平成10年9月
- 東郷・西郷コミュニティとの交流会
- 平成12年10月
- 第22回大運動会の開催(東郷幼稚園と合同)
- 平成16年2月
- 落語鑑賞会
- 平成22年9月
- 南方コミュニティ運営協議会発足
東郷地区交通死亡事故ゼロ2500日達成
- 平成23年4月
- 指定管理者に指定される
- 平成27年4月
- 東郷地区コミュニティ「地域づくり計画」策定